シナモンの香り【桂皮】の説明します。
Keihi (Cassia, Cinnamon)
別名:桂心香、薬使者、シナモン・カッシア
原産地:中国広東省、アラビア、ベトナム、インド
香り: 甘(温)、苦、辛(常温)
カッシア・シナモンとも呼ばれ、クスノキ科の常緑樹 Cinnamomum cassia の樹皮を乾燥させたものである。
料理のスパイスとして使われるが、香の原料としても欠かせない香料。
女性系トラブルにも良いとされており、他血液サラサラと血管をきれいにする効果もあるそうです。
中国産シナ肉桂「広南桂皮」(甘味が強い)、ベトナム産「越南桂皮」(甘さがあまりでない)、日本では、「琉球桂皮」(柑橘を思わせる清涼感)と産地によって多少香りの違いがあります。
刺激は強く燃やすと甘いので線香に入れると甘味が引き立ちます。
線香、匂ひ袋、練香など目的に応じて使い分けます。
品質は皮が厚く油分の多いものが良品とされ、ベトナム桂皮は広南桂皮の約2倍程度の油分を含んでいると言われている。
医薬品や薫香原料、食品に香料・香辛料として広く使用されています。
この香原料を使った食品の代表されるものは、
・ アップルパイ
・ シナモンティ、
・ 八つ橋
・ カプチーノ
・ シナモンロール
紀元前4000年頃のエジプトミイラ作りにも防腐剤として使用され、日本には、700年頃に伝えられたとされています。
日本でもニッケイの根の皮がニッキとして古くは採取され使用されていたが、現在ではほとんど採取されていません。
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