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【丁子】ちょうじ <シリーズ・香原料>

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お清めの極め【丁子説明します。
Choji (Clove)

※丁字とも言う
別名:鶏舌香、百里香、丁香、クローブ
原産地:インドネシアのモルッカ諸島、アフリカ東海岸、マダガスカル島、西インド諸島
香り: 甘(温)、苦、辛、酸味(常温)
香りの重さ:重
丁子はクローブ・丁香とも呼ばれ、フトモモ科の常緑樹 Syzygiunm aromatica のつぼみを乾燥したものである。

殺菌作用、軽い麻酔作用があるので歯医者の痛み止めチンキに使われたり、口臭どめに用いられます。
健胃、食欲増進、防腐剤、香料に用いられている。

スパイスとしてもよく使われています。
インドのカレー、ケーキやプディングに実は入っているんです!

紀元前より殺菌、消毒薬として使われていました。
食品ではスパイスとして魚や肉の臭みを取ったり防腐剤として用いられることもある。

お相撲さんの”びんづけ油”の匂いはこの丁子なんです。丁子はアルコールによく混じるため石鹸や整髪剤に使われるんです。
実は私は、お相撲にハマっていた時がありまして、このびんづけ油の香りが大好きです。その頃は丁子って知らなかったなぁ。

古代中国では、形が鶏の舌に似ていることで”鶏舌香”と呼ばれる。英語読みは”グローブ”。インドネシアのタバコ「ガラムに使用』

密教では「清め」の香料とされ、丁子を口中に含んだり、丁子湯に入浴して清めたりする。

臭気の刺激が強いせいで、薄いビニール袋では穴が開くので注意。ポリプロペレン(PP)を使うのが望ましい。
また油分も多く、匂い袋などでは、しみが付くため半紙に包んだりする。

さまざまな香りの表現が可能なので、難しいところもありますが、うまく使いこなすと調合の幅が広がります。

<よもやま話>

フトモモ科の丁子の木の花の蕾、木は高いもので20mにもあり木自体が芳香する。御香粉とされる。

蕾が最も香りが強いので、深紅色の花が開花する前に摘み取られてしまい花をみれることがすくないとか。そう言われるとみてみたいですね。

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この記事を書いた人

あやかのアバター あやか https://lit.link/ayakakoe 

はじめまして。あやかです。
2022年1月にブログをスタートするも迷走。長期充電して2024年2月にお香&介護のブログをリスタート。

<わたしはこんな人>
⭐️個人事業主として「手づくりお香教室 香会」を主宰
⭐️香司※
⭐️所有資格:香司・介護福祉士・書道師範
⭐️認知症母の介護しながら、香司としてお香の先生をしています

※『香司とは・・・』
簡単にいうと、お香の調香師です。お香の歴史、香原料の効能などを勉強して香りをブレンドしてお香を作ります。教室では、手づくりでお線香・塗香・匂ひ袋などを作るのを教えています。

◎無言フォロー大歓迎です。
◎ブログ・介護仲間募集中❤️

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