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【龍脳】りゅうのう <シリーズ・香原料>

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昔は伽羅の倍の価格だった【龍脳】説明します。
Ryuno (Borneol)

竜脳とも言う

別名:片脳、婆律香、ボルネオ樟脳
原産地:スマトラ、マレー半島、ボルネオで熱帯多雨林に生育する竜脳樹からとる。
香り:辛味
フタバガキ科の清涼感ある香料。

 採集が困難なため高価な香料。江戸時代には、伽羅の倍の価格で取引があったという記録があるというので大変貴重なものだったそうです。
 この龍脳、古来中国で吉祥動物の龍の脳(中心)にあたるとし、命名されたというからどこまで貴重で高貴な香料であったかわかりますね。

近年ワシントン条約により算出が制限されています。
日本では、マルコ山古墳から発掘。

12世紀頃から、香りが似ているということで代用品で樟脳(中国の樟木から製造)があります。

古くから防虫剤、防腐剤の原料に使われてきた。
龍脳は強い中枢麻痺作用を有し、発汗、去痰、止痛、消腫当の効果があるとされ、高貴薬として配合されることもある
<よもやま話>

香原料の中でもトップクラスで軽い香り(トップノート)の龍脳です。すっきりな香りなので、爽やか、すっきり、冷たいようなイメージの調合にはぴったりです。お線香、匂ひ袋、塗香なんでも使えます。

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この記事を書いた人

あやかのアバター あやか https://lit.link/ayakakoe 

はじめまして。あやかです。
2022年1月にブログをスタートするも迷走。長期充電して2024年2月にお香&介護のブログをリスタート。

<わたしはこんな人>
⭐️個人事業主として「手づくりお香教室 香会」を主宰
⭐️香司※
⭐️所有資格:香司・介護福祉士・書道師範
⭐️認知症母の介護しながら、香司としてお香の先生をしています

※『香司とは・・・』
簡単にいうと、お香の調香師です。お香の歴史、香原料の効能などを勉強して香りをブレンドしてお香を作ります。教室では、手づくりでお線香・塗香・匂ひ袋などを作るのを教えています。

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