あやか– Author –
あやか
https://lit.link/ayakakoe
-
香原料のこと
【龍脳】りゅうのう <シリーズ・香原料>
昔は伽羅の倍の価格だった【龍脳】の説明します。 Ryuno (Borneol) ※竜脳とも言う 別名:片脳、婆律香、ボルネオ樟脳 原産地:スマトラ、マレー半島、ボルネオで熱帯多雨林に生育する竜脳樹からとる。 香り:辛味 フタバガキ科の清涼感ある香料。 採集が... -
香原料のこと
【丁子】ちょうじ <シリーズ・香原料>
お清めの極め【丁子】の説明します。 Choji (Clove) ※丁字とも言う 別名:鶏舌香、百里香、丁香、クローブ 原産地:インドネシアのモルッカ諸島、アフリカ東海岸、マダガスカル島、西インド諸島 香り: 甘(温)、苦、辛、酸味(常温) 香りの重さ:重 丁子... -
香原料のこと
【木香】もっこう <シリーズ・香原料>
名バイプレイヤー?!【木香】の説明します。 Mokko 別名:唐木香、蜜香 原産地:インド(カシミール地方)、 中国(雲南省四川のものが良質)、中国(広東省) 香り: 辛味、甘味 香りの重さ:重 薬用では、健胃剤、消炎に生薬として使用。嘔吐、下痢、腹痛... -
香原料のこと
【桂皮】けいひ <シリーズ・香原料>
シナモンの香り【桂皮】の説明します。 Keihi (Cassia, Cinnamon) 別名:桂心香、薬使者、シナモン・カッシア 原産地:中国広東省、アラビア、ベトナム、インド 香り: 甘(温)、苦、辛(常温) カッシア・シナモンとも呼ばれ、クスノキ科の常緑樹 Cinnamo... -
香原料のこと
【零陵香】れいりょうこう<シリーズ・香原料>
スパイシーな香り【零陵香】の説明します。 Reiryoko (Foenum Graecum) *零凌香とも書きます。 別名:霊香草 原産地:中国広東省、アラビア、日本の千葉印西の一部の地域で自生している 香り: 塩辛い(汗臭い)、温めると塩辛さがさらに強くなる 香りの重... -
香原料のこと
【甘松】かんしょう <シリーズ・香原料>
ひと癖ある香り【甘松】の説明します。 Kansho (Spikenard) 原産地:ヒマラヤ高知や中国、インド東北部、中国 香り: 苦味、甘味(コクがある)日本産の吉草根も甘松の一種 オミエナシ科やそれと同属の植物の根や茎を乾燥させたもの 鎮静作用があるので、嘔... -
香原料のこと
【白檀】びゃくだん <シリーズ・香原料>
不動の人気【白檀】の説明します。 Byakudan (Sandalwood) 原産地:インド、インドネシア、オーストラリア、フィジー、アフリカ等 香り:甘味、苦味 ビャクダン科の半寄生常緑高木。現地では主としてマメ科の植物に寄生させ栽培を行なっている。 樹皮や葉... -
いやしのお香
「残念な衰退期からの復活」-お香の歴史を辿ってみるよ。<後編>
前回、名高る歴史上人物がお香を好んで使っていたというお香黄金全盛期のお話でした。 <前回までの記事は、良ければチェクしてください🤗> 時代(とき)は流れて、【江戸時代】。徳川幕府は、265年もの長い間続くきます。かの徳川家康も先の信長、秀吉同... -
いやしのお香
「有名歴史人物もお香好き❤️」お香の歴史を辿ってみるよ。<中編>
前回、日本にお香が伝来してから、薫物というお香が流行った平安時代で終わりましたので、そのつづきです。よろしければ、<前編>もどうぞ。 平安時代から続く、お香黄金時代の『鎌倉時代』。 今ちょうど大河でやっているあの時代です。平穏な貴族社... -
香原料のこと
【沈香】じんこう <シリーズ・香原料>
香木の中で高価な【沈香】のことをご説明します。 Jinko (Agarwood) 原産地:インド、ミャンマー、ベトナム、タイ、マレー半島、海南島、インドネシアなどの熱帯多雨林 香り: 甘い。清澄で上品な香り 単体で使用 ジンチョウゲ科の常緑樹のジンコウボクに樹...