先月末の5/31からNYに行ってきて、6/5日に帰宅。私は普段お香の先生のお仕事の時、そして、会食会やお出かけにも着物を着ています。理由は、ただただ好きだから・・・❤️。
それで今回成田から、ニューヨークまでのフライトで初着物をチャレンジするのを自分の中の裏ミッションにしておりました。もちろん、推しのライブにも着物で参戦。
海外でもおしゃれにそして気楽に着物を着たいという長年の『夢』を叶えられました。
まず、ご存知の通り、成田ーニューヨーク間は、11-13時間の長時間のフライトです。
着物で乗車するのにいくつか注意したこと、準備したことをお伝えします。
①しわを気にしないでいい着物にする→今回は木綿の着物スト
②エコノミーであるので、寝返りはないにしてもはだけては持っての他と、上は、長襦袢ではなくTシャツを着ました。下には寒さ対策としてモンペのようにゆとりのあるズボンを着用。これでいざ着物がダメと思った際にも脱げる体制は整っているわけです。
③帯は半幅帯でカルタ結びだったので全然普通に背中をシートにつけて座っていました。
⑤機内に入ったらすぐに百均で調達のスリッパへ履き替え(履いて行ったのは、黒の編み上げブーツ*)楽ちんな状態へ。気圧の関係で足がむくむのでこちらは、洋服の時でもいつも行っています。
⑥入国審査でブーツ(くるぶし以上の靴は脱がないといけないので)そこは気がついていたけど、やはり面倒なので履いていく靴はハイのものでないことをお勧めします。
⑦セキュリティボディチェックで引っかかると思ったので、あえてコーリンベルトはしませんでした。(これは女性だけですね、きっと)
⑧慣れない場所で袖をドアノブ等に引っ掛ける可能性も多いにありますので、裁縫道具はスーツケースのすぐ出せる場所に入れました。機内持ち込みの荷物に入れると鋏など取られる可能性ありなのでやめるべき
窮屈にならないようにすれば飛行機酔いもないでしょうし、全く普通の洋服と変わりはなかったですよ。
入国審査で「おい、そこのサムライ!」だなんて止められることはありません。
(刀なんか持っていたら絶対アウトでしょう)😆
着物でいることのメリットは多い(以下はあくまでも主観です)
⭐️機内のサービスが気持ち優しくなる。
⭐️空港でも素敵となぜか喜ばれる。
⭐️飛行機ではありませんが、今回MoMA美術館では現地の小学生にトントンされて、「私はこのタイプの服(KIMONO)が出てこなかった)着物が大好き❤️と目をキラキラさせてみられるということもあったり、
⭐️ホテルのドアマンに優しくされ、いつも褒められる。
上記の利点があるので、着付ができるのならぜひどんどん来て出られることをおすすめします。そこからコミニケーションが始まることもありますので、より旅行が楽しくなると思います。
思い出しましたが、稀に飛行機の揺れで飲み物がこぼれたり予測つかないことも起きると思って、高価なお着物は避けた方がいいかもしれません。今回配膳の片付けのものが飛んできて危うく汚れる手前でありました。
高価な絹物のお着物や、立派な帯などは着用はおすすめはしません。現地に到着して着直した方が綺麗でしょうし、機内で何が起こるかわからないので責任などでゴタゴタするのは嫌なのでそれらを避けるために着やすくて、しわにならず、最悪何かが溢れても許せる範囲のお着物を推薦します。
*紺の格子柄着物は:
綿の単衣・半幅帯・帯揚げ、インナーは推しのTシャツ、ズボンはモンペのようなパンツ、黒ブーツ
*赤黒のグラデーションの着物:
綿麻混の単衣・マジックテープとリボンで簡単に着用できる帯、半衿は絞り、黒ブーツ
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